Amazon Lightsailで「wwwあり→なし」のリダイレクト設定

プログラミング

このブログはAmazon LightsailにWordpressを入れて運用をしています。

ずっと「https://www.bayashimo.com/」と「https://bayashimo.jp/」が2つとも存在しているのは知っており、SEOを考慮すると統合したいのですがやりかたがわからずでした。

調べてもあまり文献がでてこなかったので、ログとして残しておきます。

参考記事

note ご指定のページが見つかりません

実現したいこと

「https://www.bayashimo.com/」にアクセスしたら「https://bayashimo.jp/」に301リダイレクトで飛ばされる

(httpsはSSL証明書を発行して設定済み)

Amazon Lightsailへログインしてコンソールを開く

AWSのページからAmazon Lightsailへログインをする。

https://lightsail.aws.amazon.com/ls/webapp/home/instances

ターミナルを開くのは下記画像を参照。

下記のように黒い画面でbitnamiが表示されていれば成功。

リダイレクト設定のファイルへアクセス

通常のリダイレクト設定は「.htaccess」に書きますが、Amazon Lightsailは「bitnami.conf」に記載をするようです。

該当ファイルをエディタ(vim)で開きます。

vim /opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami.conf

もし権限で開かない(permissionが原因)場合は、sudoを追記すると開くと思います。

sudo vim /opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami.conf

リダイレクト設定を追記

「<VirtualHost _default_:80>」と書かれているエリアがhttpの指定箇所になるので、そちらに以下を追記。

vimのエディタの場合、記入するにはkeyboardで「a」を入力する必要があります。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.bayashimo\. [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://bayashimo.com%{REQUEST_URI} [R=permanent,L]

「bayashimo」「bayashimo.com」のところは自分のサイトを記載してください。

下記のような記述ができたら、ファイルを更新するために「esc」で編集モードを終了して、「wq!」で上書きして保存します。

赤枠のような記載があればOK。

同様の記載をhttps側でもする必要があるので、「<VirtualHost _default_:443>」にも記載。

手順や記載内容は一緒です。

もし、「wwwなしをwwwありにリダイレクト設定したい」のであれば、記載内容は下記になります。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^bayashimo\. [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://www.bayashimo.com%{REQUEST_URI} [R=permanent,L]

(参考記事)

wwwあり・なしを統一してドメインを正規化する方法 | SEO内部対策についてまとめ【基本の対策を詳細解説】
あなたのサイトはwwwあり・なしでアクセスできますか?アクセス可能なドメインが複数あるということは後に問題が発生する可能性も考えられます。サイトを公開するなら早い段階でドメインの正規化を行っておきましょう。

Appathを再起動

Apache再起動コマンドを入力。

sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

リダイレクトを確認

今回は「wwwあり→wwwなし」のリダイレクト設定なので、こちらが問題なくリダイレクトが動いているかが確認できたら完了です。

http://www.bayashimo.com/ → https://bayashimo.jp/

(httpのwwwありが、httpsのwwwなしにリダイレクトされているか)

https://www.bayashimo.com/ → https://bayashimo.jp/

(httpsのwwwありが、httpsのwwwなしにリダイレクトされているか)

上記が確認できたらリダイレクト設定完了です!お疲れさまでした。

ex) GoogleSearchConsoleのドメイン変更

合わせて、GoogleSearchConsoleの設定も見直しました。

SSL化の前に設定していたので、登録がhttpsになっていないです。

これを機にドメインプロパティの権限を付与しました。

このあたりは人によっても設定が違うと思うので、確認したら個別に対応がオススメです。

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